『プラットホームの夢』

#029.
プラットホームの夢





行ったこともない大勢の駅で遅刻して途方に暮れた
唯一分かったのは今はもうこの世にいないあの人
声を掛ける前に見切れる他所ゆきの笑顔
人混みに知った顔なんて要らないのにあなたなのはなんで

なんで
昇降機が昇る
なんで
朝のプラットホーム

華椰子を照らす天使の梯子
あの人が消えた僕の知らない街

乗り損ねた僕は普通に次を待ちながら暇潰ししてた
行こうとしてた場所だけははっきり覚えているけど
釦の効かない脂塗れの手空きの携帯
占ってみてもきっと旅立ちと戸惑いの転機の季節くらい

暗い
常備灯が灯る
暗い
夕のプラットホーム

鉄塔を焦がす落陽が綺麗
あの人が生まれた僕の知らない街

駆け抜けていく街の灯に
寄り添っている星空と
忘れた心に煙る吐息に
届かぬ手紙に寂しい笑みを
それでも僕は夢へと向かう
それでも僕は夢へと走る
走り去っていく夢のような
夢じゃない日々に今は

今が




Platform of the dream
詞 - 昇

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コメント

先日はありがとうございました。
あの会場で、このブログのことを知っている人は何人いるんだろうかと思ってました。
ブログを見て結婚する直前の日は、なんだか緊張していたのを思い出しました。

信じる者しか救わないセコい神様を拝むよりも、目の前に見えた幸せのほうが悪いいなって思いながら。紫煙に包まれて。

  • とんふぁ
  • 2016/09/15 13:23

◆とんふぁ
こちらこそねー。
本当に自分に縁のない世界だと思っていたので、
いい意味でとても夢のような時間でしたわ。
本当にあっという間だった…。

君も知るように音楽というセコイ神様wが今でも俺の心の中では
とても大きくて、きっとまだしばらく時間はかかるけど
自分で選んだ道をこそ一番に愛せるようになりたいと思うよ。

…そしてリアルな話をすると5人くらいはいる。笑
無くならないから、よろしくね!!

  • 2016/09/18 06:47
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