DOGYEAR DOGDAZER

無慈悲なまでに個人情報を晒す神の言葉は畏敬よりは苦笑を誘った。儀式は儀式としてこれが生きるということなのだろう。

卅年来のジモティが集まる新年会。デルタ。ガルパン。彼女。新築。僕らは遠くに来た振りが上手くなり、よく地続きの昨日を忘れてしまう。人口減が常の田舎町で必死に二次会の場所を探すと奇しくも廿年前の学舎の近隣。HELLO AGAIN、昔からある場所。よくある場末たカラオケスナックでもやはりアラフォーは異形と見え愛を以って煽られたが、ダメな俺が覚醒し78年紅白(隠語)。まあいいじゃない。みんな楽しんでるしいいじゃない。珍しく管を巻く一人を総出で慰めながら、日が変わる頃にはめいめいがそれぞれの明日に足を向ける。友よ、また。

寒さに強く暑さに弱い僕とは逆なんだが、そんな年のそんな季節には目覚めているであろうきみへ。灼かれかねない陽射しに負けないことばを贈りたい。

クリスタルナハト

この考えそのものは変わっていないとは思う。これからも好きだしきっと嫌いにもならないし、嘘をついているつもりもない。のだが。


慰めか本意か測りかね直ぐには切り替わらない笑顔と真顔。気を良くして髪を直す余裕もある窓硝子には、何もかもが透けて輝いて見えている。のだが。


僕は誰か。貴方の求める僕は誰か。貴方の知らない俺の楽な俺は彼か。しかし見えたところで僕には何もできない。空けたところで僕には記憶の欠片もない。


この夜はいつまで続くのだろうか。

いけてないボーダーライン

どうして普通になれないのだろうという不能感が今もってやはりある。まあその普通は僕がそう思っているだけで他の人からどう思われるかは知らないが。自分を落として敵を作らぬようにやってきたはずだったのに、無駄なところだけいつも基準が高くて僕の生に水を差す。歯車の日々は肉体よりは精神を確実に削っていて、今まで騙し騙し見つけて愛しんできた欠片程のやり甲斐もついに見出せなくなった。そんな中届いた大好きなアーティストの新しいCDが何故か似たようなことを言っていた。どうして。あなたのような人さえもが。

その線は難易度G。なれないのなら、どうして。

惰生

新しく始めたゲームとアニメ。名残の友人。剥がれたマーチン。長崎の小旅行。謎の水月痛。三度目の正直。

もう力が出ない。

例えばそれが愛でもいいと思う

恐らく歯車と化してより最も業務に殺された加齢週。忙しいとは長いものを綴る気力が無くなることだとつくづく思った。

とはいえ餓鬼の頃以来の名入りのケーキ。友人の結婚式の受付で巡る想い。フォールアパートしたチェスター。最近口癖というか突込が似てきた。これが一年か。