『ブックオフで買える名盤』#015 - FEEL SO BAD『IN TRANCE』

◆コナンのOPのブレイカーズから異様に旧き良きVソングの匂ひ。


◆とりあえずアレが前進しようが後退しようが結局フロントラインが振り回されて終わるのみです、とだけ言っておこう。全てはあのX信者の狂騒。そんなある意味歴史的先週末。


◆FF1(WS)クリアしました。時の鎖は断ち切られました。感想;ザコや状態異常(特に毒)で疲弊する割にボスが異様に貧弱貧弱。大抵2〜3ターンキル。いや面白かったですけどネ。次はRS1(WS)だぜ!!


◆お友達の伝でMay’nの鹿児島チケッツゲッツ。来鹿が決まった折1stを聴いてみたら流石の名盤だったので、あの声を生で体験できるのが楽しみだ。2も3も予習しとかねば。つーかまぁその前に来週末のモリッシーですけどよ!! wktkしながら旅の荷物をまとめる休日に久々の第15回。つーか前回、まだ島の時ぢゃん…。どんだけー。(化石表現

FEEL SO BAD『IN TRANCE』 (‘96)
難度・E。投げ売られているというか…なんでこんな音楽が売れてたのよ昔とはいえよ…。

名曲「バリバリ最強No.1」でプチブレイクを迎える前夜の5thアルバム。個人的には前作4th「ENDORFINE」が、今作に結実するF.S.BのF.S.Bたる独自性の萌芽であったと考える。川島ソロ時代を踏襲した正統派ビーイングLAメタル(?)な1st、90’sのモダンロックを意識し始めた2ndに3rd。それらを経て、当世のパンテラにドリムシにコーンといったヘヴィロック+クイーンやレッチリ(もあると思うんだよな…)のテイスト、更にDARIA様のファニーな歌詞(いやシリアスな歌詞も素敵よ?)に代表されるユニークなセンス。そんなものをトゥーマッチな程に混然一体と形成したJapanese-Mixture-Rockとしての完成形が、まさしくこれであると考える。ポップでメタルでモダンにプログレな異形ロック。日本におけるこの手のの本格的流行はあと3年も待たなければならないことを考えても、前にも後にも稀有なバンドであったことよ。先見の明溢れまくりである。ネットのレヴューとか読むと、曲はいいけど歌詞がダサすぎるなどとの批判もあるようだが…この歌詞だからいいんじゃねぇかよう…。ホンニャカラ…ケチョンケチョン…!!

先述のバリ最を含む6th「東京パワー」も同路線の硬質なナイスアルバムです。エーイメーン。とりあえず俺のような腐れファンのために速やかにライヴDVDを復刻してください。あとできれば本物のライヴも。土下座。

『ブックオフで買える名盤』#014 - rumania montevideo『rumaniamania』

◆早すぎる秋すら感じさせたほどの空の高さと夕刻の涼しさ。なのになぜか暑かったので家に帰れば37.2℃の発熱。熱に弱い俺は7度越えると死ぬ。冷たい酒で頭を冷やす夜。(おとなしく寝ろ


◆さて、偽?ギター様にもっとやれといわれたので久々にやります。第14回。
rumania montevideo『rumaniamania』 (‘99)
難度・D。余裕である。

イカスバンドレーベル;GIZAから出てきた初?の本格的ロックバンドの1stフル。ロキノンとかにも載ったことがあった。ドラムボーカルとギターの姉弟を中心に産み出される音楽はなんというか当世のロキノンJ-ROCK風。スーパーカーとか好きならそれなりにイケると思う。ちなみに私はスーパーカーはイケません(どうでもいい)。しかしrmv、ロックともポップスともつかぬネジれが魅力的な曲はともかく、その歌(ヴォイス)は…ファンの自分ですらやや残念に感じてしまうレベルだし、コナンという超絶メジャーなアニソンでメジャーにデヴューという重圧も相当にあったのではと思う。そういう意味で、評するにも非常に立ち位置の難しいロックではある。だが、流行ポップを意識してし切れずに食い合わないオルタナグランジテイストのハミ出し加減が、心地いい人には心地いいであろう。つまり私のような音楽外道には名盤。何につけても一番有名であろうシングル曲「Still For Your Love」の転調しまくりフィードバックキモすぎな奇形ポップの狂気に尽きる。01:21〜のサビ前「フォォォ」ノイズでいつも噴く。

ちなみに2nd、3rdは…もう少し、棲み分けはいいと思う。指向性は出ています。綺麗にまとまっちゃった感はあるけどね。

『ブックオフで買える名盤』#013 - ZIGGY『CRAWL』

◆たとえそう思ってても口にしてはいけないことがあるのでは…?と、所心表明演説にコメントをした某党代表に思う。クレバーな顔して言葉のセンス無さ過ぎ。卍(隠語)。だいたいその言葉はそっくりそのまま貴方達の親方であったあのエークス!!信者に返されr(割愛


◆閑話休題、逓信局は混迷の未来を迎えそうですね。株式買ってる俺涙目。そんな危険な導入で第13回。
ZIGGY『CRAWL』('97)
難度・B。悲しいかなブクノフ・アンタッチャブルズ(最下層)の常連であるとは思うがとにかく数が無い。750円クラス。

歌謡グラムメタル(?)でバブリーな時代に一世を風靡したZIGGYは、90年代に豹変。サウンド的には、従前からすればLAな感じを削ぎ落としややレディオフレンドリーさを増した向きがあったが、それとは真逆にVo.森重氏のリリックは恐ろしいテンションで深化していく。僕も例によってコナンのシングル「STEP BY STEP」や収録アルバム「What's News?」で彼らを知ったファンだが、ロックのロの字も知らない厨房の口ずさめるような高品質ポップ・ロックに乗るのは、実は実に異様に文学的な詞。しかしそれはただ難解でぶつ切りのワードを並べ立てるようなロキノン・ジャペン(?)な感じではなく、言い回しなども非常に軽妙に整えられた、流麗な一縷の文章だったのだ。

特にこの「CRAWL」は、サウンド的にもオルタナでグランジでメリケイン・ロック風味であり、旧来のファンからは賛否両論であったらしい。2chとか見てみると、自分のようなきっかけの新しいファンには「賛」の方が多いようだが。ほぼ同時期の森重ソロ(「Butterfly」)なんかもかなり似た手触りであると思う。後年、彼はソロワークにてかの清春と曲を提供しあったりしているが、確かにこの二者には…そのときどきに己のスタイルを万化させつつも元々のドギツい「色」を消さない孤高の表現者であるところに、近いものを感じることがある。僕はね。

早稲田第一文学部哲学科卒という彼の才能の片鱗を「読む」、歌詞の強さを知るアルバムであろう。「”失速”-そのロジック-」「To My Regret〜CRAWL」は特に凄い。曲もウイスキーロケンローエンダウィーメーン的P.I.L(パブリックイメージライク)なZIGGYでないとはいえ、超素敵です。名盤。

『ブックオフで買える名盤』#012 - FAKE?『BREATHE IN…』

◆宝くじとかで一発当ててスタジオを経営したいという、色々ダメっぽい臭いのする夢が、ある。宝くじは買わない。んだけど。

しかし、とっかかりのない日々というのは良くも悪くもあっという間で、何も無ければ僕はきっとたちどころに老人になれるだろう。こんなバカな話でも精神安定上、無いよりはマシなのかもしれん。ほら他にもほら高齢…もとい恒例の…、偽?とかね。7年目の…ね…。ウフフフ…


◆そんなわざとらしいフリで第12回。
FAKE?『BREATHE IN…』('02)
難度・B。あるとこにはあるが難しいかも。750円クラス。

僕がここで書く"ブックオフ名盤"で取り上げるアルバム。ほとんどが90's後半からミレニアム前後のリリース、要するに僕が高校時代に聴いていたものが主だ。大学時代というのは今ほどではないにしろ、ハイスクールに比べれば…弩直球で音楽にハマることもなかったように思う。やはりそれでも何枚か、アラトゥエ(言わない)の季節を彩ったアルバムというものはある。今回のFAKE? 1st「BREATHE IN…」もその一枚。ここの一部の常連さんには耳タコな思い出話になるが、まぁ聞いていただきたい。

二年生になろうかという冬、かつて好きだったOblivionDustのケン・ロイドと、僕らの年代のV系上がりロッカーには神にも等しきギタリスト・LUNA SEAのINORANがユニットを組むというので僕(と某先輩)は盛り上がりまくり、音源リリース前にコピバンを約束した。グランジな音触が荒々しくもメロディアスなデビューシングル「TASTE MAXIMUM」は予想通り名曲であったが、歌詞カードが無かったのだった。歌詞を耳コピした経験は後にも先にもこの時だけ(夏に出たこの1stには歌詞があった)。

メロコア的爽やかなパンクチューンがあるかと思えば、打ち込み過多の怪しいインタールード、Suede的な手触りを持つバラードに裏声とシャウトがキモイ(褒め言葉)変なハードロックエトセトラエトセトラ…と、とにかくバラエテーに富んだロックアルバム。シングル以外にも名曲多し。FAKE?の素晴らしさってイノランの作曲才能なのかケンのセンスなのかその絶妙なミクスチャー具合なのか、ファンにもイマイチ判断がつきかねるのだが、イノラン脱退後のFAKE?に以前ほどハマれない個人的事実からすると…恐らくイノランの握っていたイニシアティヴは大きかったのだろう。とか。この半年後にリリースされた2ndも大概に名曲乱打だが、個人的にはやはりこちら。まぁ色々言いたいことはありますがとにかく名盤ですので聴け。

このままグダグダ語っても面白くないので、KEN様の疎覚え名言でお別れ。この頃(だったと思う)、なんかの雑誌より。

(インタビュアー)
「イノランさんとのタッグで新たなケミストリーが…」
(ケン)
「CHEMISTRY嫌いだけどね。笑」

『ブックオフで買える名盤』#011 - サザンオールスターズ『さくら』

◆窓の外は雨。昨日も明日も。身の回りの空気を絞りたい日々が続く。そろそろ水風呂がいい季節。布団が湿るのだけは勘弁だなぁ。空腹時とはいえ体重がとうとう65kgを割る数値に。多分今、中学生以来のスリムバデー。食べな。


◆不出世のシンガーソングライター・村下孝蔵様が他界され、明日で10年になる。BOXに手を出すほど本格的にハマったのは没後だが、幼少の頃に親の趣味でカーステで聴いていた名曲の数々は知らず知らずのうち、きっと今の(カオティック音楽趣味な)僕の中の基盤を作っていてくれたのだと思う。

改めて、安らかに。


◆そんな日の久々なこのコーナー;第11回。
サザンオールスターズ『さくら』(‘98)
難度・C。あるようでない。ないようである。

とにかく曲数の多さとバラエテーに尽きる。当時結成20年を迎えなお、J-POPの先端をいっていたバンドとはとても思えない濃さのアルバム。エロムード歌謡、弩フォーク、現代詞インダストリアルメタル、剰えRADIOHEAD(のおそらくパラノイドアンドロイドだろうか?)に影響を受けたといわれるプログレッシブギターロック(収録シングルのcw。収録予定だったらしい)。サザンほどの地力があるバンドでなければ成し得ない闇鍋的作風、ここに極まれり。そんなカオティック作品でありながら、シングルをはじめとしたポップな曲とのバランスもまた絶妙であり、重苦しさや長ったらしさを感じさせない奇跡の均衡が保れている名盤です。


◆…つーかこのコーナー、ほとんど高校時代に聴いてたアルバムな件について。


♪「世界の屋根を撃つ雨のリズム」サザンオールスターズ/「花れん」村下孝蔵