岡村靖幸「2019 SPRINGツアー セレブリティ」@鹿児島市民文化ホール第2 04/21

◆岡村ちゃんはデビュー当時からこんにちまでのライヴツアーDATEを律儀にも公式に載せていらっしゃるのだが、鹿児島の文字はどうやら今回が初めて…いやあのそのつまり…フォーーーー!!!!

 

 

◆地元で観れるということにまったく実感がないまま海を渡り第2へ。あ、本当に観れるんだ…。客層はやはり自分より上の方が目立った気がする。そらあ尾崎や吉川先生世代だものなあ。平成ジャンプ(関係無い)。エチケットDU限定ピーチTとハーパンで精一杯若作った中年36歳。会場SEはストラヴィンスキーの火の鳥。

 

ほぼ定刻通りの開幕は岡村ちゃんお得意のデロデロファンク、新曲cw「セクシースナイパー」。どこかで聴きたいとは思っていたけどアタマとは。オーロマリックも音源と比して微妙にアレンジが変えられていてよりファンキーに。オリジナルのクドい編曲はあれはあれでだいすきなんだがまあこれもこれで。まぁ新曲の後いきなり他人のヒット曲かよwとは思ったが、幸福中心に新しいファンにもやさしいセトリだった感はある。初来鹿のせいもあろう。ただ俺が言いたいのはあのそのつまり…実は一番好きなシングル曲である真夜中のサイクリングくるかと思ったら調が同じはじめてでいやまあいいんだけどとか思ってたらカーペンターズ(混ぜるな自然)からのサイクリングですよ。死ぬかと思った。(愛で

 

緩急織り交ぜた三時間のステージ。お腹いっぱいでした。鹿児島ベイベ(弾き語り)は俺の火山も噴火しそうだぜイェヘーイ〜的なのを想像していたらだいたいそんな感じでした。じゃっどん嬉しか。 セトリや雑感は以下。

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AILE 4 U

うわあ一回も書いてなかった。書いてたと思ってた。あけましておめでとうございます。そして2月は逃げる。皆様お元気ですか。私は一応元気です。HUGプリが終わりましたね。プリキュアシリーズをまともに観たのは実は初めてだったのですが、これがこれがシングルマザーにブラック社会人にLGBT…現代日本を取り巻く重要なファクターをあの時間帯でギリギリまで描いていてイカした番組。随所に挟まれた夢多きキッズの無限な希望に対比される夢絶たれたアダルトの希望の在り方・落し所という要素には度々泣かされました。一介の幼児向けアニメと断ずるには惜しい、平成最後に相応しきプリキュアだったのではないかと感じます。なんでもできる。なんでもなれる。ただマザーハート(決め技)とか言われると普通は思い浮かべるよね。あとアクセラちゃん、それ違う。確かにTHE PRETTY CUREとかコピバンとか変名バンとかで居そうだけど。 閑話休題。娘は福々しく育っています。プリキュアはまだ解せぬでしょうが、ヲタ親のエゴで手に入れたエトワールのカチューシャかぶせたらマジ星でビビる。歯も生え始め離乳食も始まり寝返りを習得し時折はロバートプラントのような奇声を上げたりと元気です。 叫び過ぎてたまに声が枯れているのがかわいそうですが血は争えぬとも思います。彼女と中古CDを漁るという音盤狂いの夢も年始早々叶いました。もうすぐ初節句、五人囃子…もとい四人囃子を聴かせるのはまだ早いか知ら。とまれ成長が楽しみです。イエスモアチアフル。モアはフロイド。おあとがよろしいようで。

俺アワード2018

◆28〆(2012振りの)

 

 

◆いやはや本当に書く時間というか書くテンションを得るのが大変だ。長文は本当に何かを削らないと無理な創作だ。だった。削ってたわ。 はてさて、押し迫ってまいりましたね。今年も色々ありました。娘マジ天使。天使過ぎてむしろ堕天。仕事の暗黒と私生活の充実の対比が美しい。ワケあるか。はい。というワケで(?)毎年恒例、腐った好みの音楽好きの指標を示す俺アワードの季節ですね。18’発表の音楽作品五枚をばチェケラ。覚えてる新譜はあとディルとジュンナとバクチクとカスケード(語感順)だけだしそれらも勿論よかったのだが。これらはまたいつか語りたい。

 

 

中島愛『Curiosity』

復帰、お待ちしておりました。歌手としてすっかり成熟されましたなぁ。キラッ☆から10イヤーズ。

 

 

宇多田ヒカル『初恋』

FIRST LOVEからの飛距離。彼女の音楽がこんなにも俺にとって普遍になった。変わったものだよ。

 

 

GOING UNDER GROUND『かよわきエナジー 2018〜forevergreen〜』

昔を思い出さねばやっていかれぬこともあるとはいえ。強かった曲の優しいアレンジ、沁みました。

 

 

V.A.『パチスロ『サクラ大戦 〜熱き血潮に〜』Original Soundtrack』

もう一つ蘇る昔。サクラのハシラである歌が今でさえこんなにいいのだから。新作、待つぞ。

 

 

筋肉少女帯『ザ・シサ』

変わらないものは変わらない。ありがとうと言うしかない。今作も最高でした。ヘイ!

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50 Songs O' Mine 2018

今年俺の心を彩った50曲。俺アワード2018への布石です。無論今年のじゃないのもあり。 無論順不同敬称略でございます。チェケ。

 

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01. ブレーキはずれた俺の心臓 - THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

02. メゾンノイローゼ - CHAGE & ASKA

03. abnormalize - 凛として時雨

04. Aces High - IRON MAIDEN

05. Borderline - 飯島真理

06. ワルキューレは裏切らない - ワルキューレ

07. 愛を灯して - 中島愛

08. MY SOUL FOR YOU(Acoustic Version) - FIRE BOMBER

09. Superstar - The Carpenters

10. 欲望の歌 - ゴールデンボンバー

11. セックスフレンド - 及川光博

12. カメレオン - 八神純子

13. 花の戦士 - 帝国歌劇団

14. ゲルニカの夜 - BUCK-TICK

15. 私は好奇心の強い女 - ヤプーズ

16. 狂人舞踏譜 - D

17. BRAND NEW MORNING - モーニング娘。’17

18. 人生の素人 - 中島みゆき

19. Come On, Come In - Velvet Revolver

20. 情熱のイナズマ - Gackt

21. 名前 - amazarashi

22. もうヤダ! - JUNNA

23. Good job! - シェリル・ノーム starring May’n / ランカ・リー=中島愛

24. ランカとBrand New Peach - ランカ・リー=中島愛

25. Good Night - 宇多田ヒカル

26. アシタハアタシノカゼガフク - AiM

27. 群衆 (L'a Foule) - 美輪明宏

28. と、いう話さ - ASKA

29. The Script For My Requiem - Brind Guardian

30. Naked Love Again - 松田樹利亜

31. どうにもとまらない 〜ノンストップ - Brenda Vaughn

32. 愚か者よ - 萩原健一

33. HOLOGRAM ROSE - SOFT BALLET

34. Stone Cold Crazy - Queen

35. cuckoo - CASCADE

36. 鬼眼 - DIR EN GREY

37. 爆発的未来 - 李紅蘭(渕崎ゆり子)

38. ターンAターン - 西城秀樹(R.I.P)

39. If You Really Want To Hurt Me - Culture Club

40. 白い華 〜White Garden〜 - 天野月子

41. Freewheel Burning - Judas Priest

42. 青春の一冊 - 野口五郎

43. 羽 - 稲葉浩志

44. RAGE OF DUST - SPYAIR

45. Seven years after genesis - machine

46. Moron - KMFDM

47. かよわきエナジー 〜Take Me Home, Country Roads - GOING UNDER GROUND

48. 僕等の影 - ムック

49. Keep Yourself Alive - Mark Boals & Yngwie Malmsteen

50. ゾンビリバー 〜Row your boat - 筋肉少女帯

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筋肉少女帯『ザ・シサ』

◆メジャーデビュー30周年作品。ヘイ、セレブレーション。(それは違うバンド

01.セレブレーション
02.I,頭屋
03.衝撃のアウトサイダー・アート
04.オカルト
05.ゾンビリバー 〜Row your boat
06.なぜ人を殺しちゃいけないのだろうか?
07.宇宙の法則
08.マリリン・モンロー・リターンズ
09.ケンヂのズンドコ節
10.ネクスト・ジェネレーション
11.セレブレーションの視差
12.パララックスの視差

…しかしセレブレーションのこのギターフレーズなんかB'zでも聴いた覚えあるんだが有名な曲だったりすんだろか…

閑話休題。祝福の引き回しは鳴り響き、筋少というバンドのひと時代のこれまでとこれからを歌う#2、狂気と紙一重の美で人を惹かずにおかない恋の歌#3、共にコンポーザーの個性が遺憾無く発揮された筋少ソングでいい感じ。先行曲#4のPVのUMA見る少女じゃいられないに酒噴いた。ああ、何もかも安定。そして今作個人的ハイライト、#5「ゾンビリバー 〜Row your boat」。ゾンビのようにまとわりつく輝かしくも呪わしい想い出の激流からボートで逃げるというザ・筋少メタルな激走チューン。エディとフーミンのバトルに滾る。ゴンヌズバーも詩媒体では初登場じゃね? いやマジでこれここ10年の筋少曲で3曲に入るわ。詩も曲も全てがカッコええわ。しかし記憶の滝から落ちた直後のフーミンの熱き築城ソロは(軽々と)波に乗っているようにしか思えず、ゾンビを振り切れずに遅々として進めぬ私は神の御業に歯噛み。しかしそれもまた。

喪服持ってないから殺人はダメ、という#6のいかにも筋少的でありながら何処か闇は無く暖かい視点。#7のみんながシューゲイザーでスターゲイザー、っていい歌詞な。一方初期を思わせるようなモチーフの死霊復活メタル#8、ウッチーのズンドコHR#9と落差も楽しい。母娘が同じマダバ(まるでダメなバンドマン)と付き合う某グラサン司令のような設定はトんでるがなんだか優しい#10。#6や前作の「3歳の花嫁」もそうだけど、仲直りしてからのオーケンのポジティブソングはやっぱ歪んではいるけれど本当に優しいな。#11で再びリプライズされる祝福の語りは一瞬にしてリスナーの30年をも回顧し、ギターとピアノの激テクシーケンスが美しい#12はまるで視差を現実に戻していくかのように穏やかなエンディングを運ぶ。圧巻。


◆''殺"るんだよ! なんだろうなあ…。やれる勇気がない。まったくないわ。マジでゾンビがうらやましいし、いっそゾンビになれたなら、などと願う永遠の半端者が体感した平成最期(おそらく)の筋少作品は、しかしいつも通りの筋少だった。

そう、僕が今更語るまでもなく、彼らはいつも視差を歌うバンドだった。御崩れの年のオナラとポコチンの不敬にはじまり、王国の少女達は今や同性婚を許され、剰え猫はパンで女はタニシでファンクがいつの間にやらヘヴィメタル。一つの時代は終わろうとしているが、彼らの音楽は何一つ変わらなかった。

そうだ、全ては些細な視差じゃないか。確かなものなど何もない世界で、昔から筋少はブレずに叫んできたじゃないか。ネクストジェネレーションはゾンビだってサイコキラーだってアウトサイダーだって等しく祝福されるのだ。おそらく。小さなボートでも、生きてさえいりゃ。漕いでさえいりゃ。やるんだよ。名盤。